黒井健　絵本原画の世界展

新潟出身の絵本画家・黒井健の画業40周年記念展。この間に、代表作である新美南吉の『ごんぎつね』（偕成社、1986年）をはじめ、200冊以上の絵本や画集を描いてきた。その創作活動の軌跡を、作家や物語との出会い—文と絵のハーモニーをテーマに振り返る。
中越地震から10年を迎えるのを機に、地震後に故郷・新潟を訪れて描いた『ふる里へ』（小学館、2006年）に代表される美しい風景作品も紹介する。